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9の日スタンディング★ちがさき

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「原発のない社会&九条がある社会」を次の世代に!

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                ムーミンの作者トーベ・ヤンソンは1914年にフィンラン
                ドで生まれ2001年に亡くなっている。芸術家の両親のも
                と、自由な環境で育てられ、15歳から政治風刺雑誌「ガ
                ルム」で挿絵を描き始めた。彼女は1930年代から戦後ま
                で、同誌に数百点もの反戦の風刺画を寄せているという。
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まえがき           童話屋編集子

 五十年前、地球は青かった。だが子どもたち、いまぼくたちが住んでいる
地球は、ガガーリンが見た青よりも、心なし、くすんで見えないか。
 ここ百年、資源の浪費と戦争の惨禍で地球はへとへとだ。もうこの辺で止め
ないと、千年はおろか百年だって地球はもちそうもない。

 ぼくたちにできることは、三つある。一つは、浪費の抑制地球は宇宙に
浮かぶ小さな星だ。太陽光のほかにはよそから何も供給されない。みんなで
分け合って少しずつ使うしかない。二つ目は大自然と共生すること。人間が
生きるためには他のいのち、植物や動物たちと手をとり合って暮らすことが
大切だ。地球上のいのちは、巨大な生態系を形成して、億という年月をかけて
悠久の循環をくり返し、一瞬もその営みを止めることはない。三つ目は、世界
中の国の七十億の人間が、民族や宗教やイデオロギーの対立を超えて、平和に
共存
する道を探ることだ。
人間は過去の世紀で愚かな戦争に明け暮れた。戦争
は多くのいのちを奪い、幸せに生きる人たちの人生を破壊した。そして微妙な
バランスに立つ地球の生態系循環を狂わせた。

 この「新しい憲法のはなし」は「日本国憲法」が公布された翌年に、文部省
が作った中学一年用の社会科の教科書を復刊したものだ。「日本国憲法」には、
人が正しく生きる道が書かれている。人はだれも差別されずに平等であり、
自由であり、幸せに一生を送る権利があると説いている。民主主義と国際平和
主義が、この小さな地球の上で人類が生き残ることのできる唯一の道だという
ことを、この教科書からぜひ学んでほしい。
 未来の子どもたちにこの青い地球を遺していこう──そうぼくたちが決心し、
勇気ある行動をとれば、
地球は悠久のいのちの星として、青く輝き続けるだろう。

《童話屋・2001年2月26日初版発行・「あたらしい憲法のはなし」から転載》



               (写真・真中の赤地のデザインの本が
               上記に引用した童話屋「あたらしい憲法のはなし」)
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by chi9sta-1307 | 2014-11-23 19:55 | スタンディング以外の企画 | Comments(0)